投資・資産運用

iDeCoの掛金を、2026年12月に上がる上限まで引き上げる

掛金は全額が所得控除。第2号は月6.2万円、第1号は月7.5万円まで枠が広がる

税・社会保険が減る

93,600円/ 年

勤務先に企業年金がない会社員が、いまの上限いっぱいの月2.3万円から月6.2万円に増やす場合

  • 月あたり 7,800円
  • 5年で 468,000円
  • 条件が違うと 18,000円〜140,400円
手間
比較が必要
効果が出るまで
1年以内
条件依存度
高い
初期費用
なし

2026/09/25 時点で有効 · 金額は前提を決めた目安で、おすすめ度ではありません

このアイデアはどうですか?

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なぜお金が増える?

  • iDeCoの掛金は、その年に払った全額が所得控除(小規模企業共済等掛金控除)になります。増やした掛金に自分の税率を掛けた分だけ、所得税と住民税が減ります。
  • 2026年12月1日から、第2号加入者の上限は勤務先の企業年金の有無による差がなくなり、企業年金と共通の枠に一本化されたうえで月6.2万円に上がります。第1号加入者は、国民年金基金などと共通の枠が月7.5万円に上がります。
  • 掛金を増やすのは、使うお金を減らす話ではありません。貯めるはずだったお金を、置き場所ごと変えるだけです。移した分に対して税が軽くなります。

具体例で見る

勤務先に企業年金がない会社員が、いまの上限いっぱいの月2.3万円から月6.2万円に増やす場合

  • 国民年金の第2号被保険者で、勤務先に企業年金(企業型DC・DB)がない
  • いまは上限いっぱいの月23,000円を拠出している
  • 所得税率10%、住民税率10%(合わせて20%)
  • 2026年12月1日の施行後に掛金を変更する
  1. 1増える掛金 = 62,000円 − 23,000円 = 39,000円/月
  2. 2年間では = 39,000円 × 12か月 = 468,000円
  3. 3軽くなる税 = 468,000円 × 20% = 93,600円/年

この条件なら年間93,600円/ 条件が違えば額も変わります

式:(新しい掛金 − いまの掛金)× 12 ×(所得税率 + 住民税率)

あなたの場合は?

上と同じ式に、自分の数字を入れてください。概算です。

この条件なら年間93,600円(月あたり 7,800円)

式のとおりに1回計算しただけの概算です。上の「得になる条件」と「注意点」に当てはまらない分は、 この額から減ります。

こんな人向け

  • すでにiDeCoに加入していて、いまの上限いっぱいまで拠出している
  • 掛金を増やしても、60歳まで引き出せないことに困らない余裕がある
  • 所得税・住民税を納めている(課税所得がある)
  • まだ加入していないが、上限が上がるのを機に考えたい

得になる条件

  • 施行は2026年12月1日の予定です。それより前に、新しい上限までの掛金は設定できません。
  • 上限は加入区分で違います。第2号加入者は企業年金等と「合計して」月6.2万円なので、勤務先の企業型DCやDBの掛金相当額が大きいほど、iDeCoに回せる枠は小さくなります。自分の枠は、勤務先の制度を確かめないと決まりません。
  • 掛金額を変えられるのは1年(12月分から翌年11月分まで)に1回だけです。増やしたあとで戻したくなっても、次の変更までは待つことになります。
  • 掛金は月5,000円以上、1,000円単位です。
  • 課税所得がない人は、掛金の所得控除を受けられません。所得控除は本人の所得からのみ引かれ、配偶者の所得からは引けません。

注意点

  • iDeCoの資産は原則60歳まで引き出せません。教育費や住宅資金に使う予定のお金を回すと、必要なときに動かせなくなります。
  • 運用商品によっては元本を下回ります。税が軽くなることと、資産が増えることは別の話です。
  • 口座管理手数料が毎月かかります。掛金を止めても、資産を置いているかぎりかかり続けます。
  • 軽くなる税は、その年に納める税が上限です。住宅ローン控除などで納税額がすでに小さい人は、控除が増えても効果はその分だけ小さくなります。
  • 掛金を増やすぶん、毎月の手元のお金は減ります。生活費の余裕を確かめてから額を決めてください。
  • 企業型DCでマッチング拠出をしている人など、iDeCoに加入できない場合があります。先に加入資格を確かめてください。

やり方

  1. 1自分の加入区分(第1号・第2号・第3号)を確かめる
  2. 2第2号なら、勤務先の企業年金(企業型DC・DB)の有無と掛金相当額を確かめる
  3. 3共通の枠から企業年金の分を引いて、iDeCoに回せる上限を出す
  4. 4毎月いくらまでなら60歳まで動かさずに済むかを、生活費から決める
  5. 52026年12月1日以降に、運営管理機関(金融機関)で掛金額の変更を申し込む
  6. 6年末調整または確定申告で、小規模企業共済等掛金控除に記入する

あなたなら年間いくら変わる?

上の金額は代表ケースです。自分の数字を入れると、いくら変わるかを計算できます。

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