余裕資金、一括投資と積立では10年後にどれだけ差が出る?

すでに手元にある余裕資金を、いま全額入れた場合と、何か月かに分けて入れた場合で、 10年後の金額がどう違ったかを過去の実績から計算します(期間は詳細設定で5・15・20年にも変えられます)。将来いくらになるかを1つ出すことはしません。過去に実際にあった10年間を、開始月を1か月ずつずらして全部計算し、どちらが上回った期間が何回あったかを数えます。

約30秒で結果

そのお金は、もう手元にありますか?

ここで比べているのは、すでにあるお金をいつ入れるかです。これから入ってくるお金を積み立てる場合は、待っている現金がそもそも存在しないので、同じ計算になりません。

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入力

金額・市場・分ける期間

預金の全額ではなく、生活防衛資金と近く使う予定を除いた額を入れてください。 いくら残すかは預金、いくら残しておけば安心?で先に決められます。

比べる市場

資産クラスの指数で比べています。特定の投資信託やETFを勧めるものではありません。

分けて入れる期間

500万円を12か月に分けると、毎月42万円ずつです。

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試算

過去の10年間で比べると

全世界株式に500万円を、いま全額入れた場合と12か月に分けて入れた場合を、開始月を1か月ずつずらして102回ぶん計算しました (2008年4月〜2016年9月開始)。

一括が上回った期間

69.6%

102回のうち71回

分けたほうが上回った期間

30.4%

102回のうち31回

10年後の差額の中央値

一括 +84万円

各期間の差を並べた真ん中の値です。下に出している着地の中央値どうしを引き算した数とは、別の数字になります。

分割がいちばん上回った期間

+578万円

2008年8月開始

これは将来の勝率ではありません。過去の同じ条件で、どちらが上回ったかを数えたものです。 次の10年で同じ割合になる理由にはなりません。

10年後の金額は、どのくらいの幅になっていたか

500万円を入れた場合の、102回ぶんの着地です。 太い帯が真ん中の半分(25〜75%)、薄い帯がいちばん少なかった回からいちばん多かった回までです。

いま全額入れる1,634万円

過去いちばん少なかった回 840万円/真ん中の半分 1,476万円〜1,920万円/いちばん多かった回 2,646万円

12か月に分けて入れる1,536万円

過去いちばん少なかった回 1,130万円/真ん中の半分 1,416万円〜1,852万円/いちばん多かった回 2,336万円

この条件では、分けたほうが下も上も内側に収まっています。上回る額を増やす手ではなく、結果の振れを小さくする手だということが、この幅に出ています。

差額はどのあたりに集まっていたか

横軸が「一括 − 分割」の差額、縦軸が当てはまった期間の数です。 右(青)が一括が上回った期間、左(橙)が分割が上回った期間です。

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9
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1
← 分割が上回った0円一括が上回った →

目盛りは0円を中心に左右±578万円まで、 1本あたり105万円ぶんです。 実際にいちばん大きかった差は、分割が+578万円(2008年8月開始)、 一括が+475万円(2009年2月開始)です。

いつ始めたかで、答えが入れ替わる

開始月ごとの「一括 − 分割」です。上(青)は一括が上回った期間、下(橙)は分割が上回った期間。2008年4月から2016年9月までを古い順に並べています。

2008年4月開始2016年9月開始

どちらが上回るかは、入れ終わるまでのあいだの値動きで決まっています。 分けているあいだに上がれば平均の買値が初日より高くなって一括が勝ち、下がれば分割が勝ちます。残りの年数は差を大きくするだけで、どちらが上かを入れ替えません。

開始時期を動かしてみる

いま全額入れる

2,134万円

12か月に分ける

1,740万円

差

一括 +395万円

この期間は、分けている12か月のあいだに指数が上がっていました(+47.1%)。 最後に買ったのは2013年6月で、その分の運用期間は 一括より11か月短くなります。

いちばん厳しかった開始時期

中央値だけでは、耐えられるかどうかが分かりません。 それぞれにとっていちばん厳しかった期間を出します。

一括にいちばん厳しかった期間

2008年5月開始 → 2018年5月

いま全額
840万円
12か月に分ける
1,357万円
差
分割 +517万円

分割にいちばん厳しかった期間

2010年3月開始 → 2020年3月

いま全額
1,036万円
12か月に分ける
1,130万円
差
分割 +93万円

どちらの欄も、10年のあいだ一度も売らなかった場合の金額です。 途中の評価額はこれよりさらに下がっています。

分けるなら、何か月に分けるか

同じ500万円について、分ける期間だけを変えた結果です。 どの行も同じ102回の期間で計算しているので、そのまま比べられます。

分ける期間差額の中央値一括が上回った分割がいちばん上回った額
いま全額(基準)―――
3か月に分ける一括 +17万円63.7%+320万円
6か月に分ける一括 +47万円63.7%+536万円
12か月に分ける一括 +84万円69.6%+578万円
24か月に分ける一括 +151万円72.5%+483万円
36か月に分ける一括 +194万円84.3%+459万円

長く分けるほど、現金で待つ期間も長くなります。この計算では待っているお金に利息をつけていないので、長い期間の行は実際よりわずかに不利に出ています。詳細設定で率を入れられます。

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診断

あなたの場合は?

Q1このお金は、生活防衛資金や近い将来使う予定のお金を除いた余裕資金ですか?

Q2このお金を使う予定は?

Q3投資した直後に大きく値下がりしても、売らずに保有できそうですか?

Q4一括で入れた直後に下落したら、「少しずつ入れればよかった」と強く後悔しそうですか?

Q5分けて入れるあいだも、決めた金額を予定どおり投資できそうですか?

あと5問こたえると診断できます

この計算に使っている値と前提

系列
MSCI ACWI(全世界株式・米ドル建て)(連動ETFの分配金再投資後)。MSCI ACWI の指数値は公開されていないため、これに連動するETF(ACWI)の分配金を再投資した値を使っています。信託報酬が引かれたあとの値です。
通貨
米ドル建ての系列を、同じ月の為替で円に直しています。指数の上下と円安・円高の両方が結果に入ります。
買う日
各月の最終取引日の値で買ったものとして計算しています。終わっていない月は使っていません。
評価する日
一括も分割も、開始月の120か月後の同じ月で評価します。分割の最後の購入分は、そのぶん運用期間が短くなります。 「各購入から10年」にはしていません。そうすると一括より長い期間を見ることになり、比べているものが変わります。
待っているお金
分けて入れるあいだ、まだ投資していないお金には利息をつけていません(年0%と置いています)。 実際には預金利息がつくので、分けた側の結果はここより少し大きくなります。詳細設定で率を入れられます。
手数料と税金
入れていません。指数そのものの比較です。この系列はETFの値なので、信託報酬(年0.32%)はすでに引かれています。上の欄に入れるのは、それに加えてかかる分だけです。税引前です。売却益への課税は入れていません。
数えた期間
開始月が2008年4月から2016年9月までの102回です。取れている値の長さで決まるので、それより前の相場は入っていません。 市場ごとに遡れる長さが違うため、回数も変わります。
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入力にかかる時間の目安は約30秒、診断まで含めて約2分です。 入力した金額はToMiのサーバーへ送っていません。

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