8つの軸のひとつ

後悔の方向

損失回避派機会重視派

価格変動への姿勢と近い疑いがある。パイロットで相関が .70 を超えたら統合する。いまは別に持ち、重なったときに何が起きるかを組み合わせの規則で出している。

この軸に優劣はありません。どちらの側にも強みと、注意すべきことがあります。 診断では6問で測り、0〜100のスコアで出します。50が中間で、そこからどちらへどれだけ寄っているかを見ます。

損失回避派

動いて損をするのが嫌

動いて損をすることのほうを、動かずに逃すことより重く見ます。勢いで大きく外すことがないので、致命傷を負いにくい。一方で、動かなかったことによる目減りは数字に出ないため、痛みとして残りません。動かしてよい金額に上限を決めて、その枠の中では迷っても動いてよい、としておくと釣り合います。守りの姿勢はそのまま残ります。

傾向:動いて損をするほうを重く見ます。迷ったときは、見送るほうが安心できます。

強み:勢いで動いて、大きく外すことがない

話題になっているものに後から乗る、という形になりにくく、いちばん高いところで買う失敗を避けられます。減らさないことが効く局面では、そのまま強みになります。

注意すべきこと:動かないことの損は、数字に出ない

買って下がれば損失として見えますが、買わずに上がったぶんは、どこにも記録されません。見えないので、積み上がっても気づけません。物価が上がる局面では、置いておくこと自体が目減りになります。

対策:動く額の上限を、先に決めておく

気持ちのほうは変えられません。「気になったら、この金額までなら入れてよい」という枠を作っておくと、逃した感覚も、下がったときの痛みも、どちらも枠の中に収まります。

  1. 1.気になったときに動かしてよい上限額を書く
  2. 2.その額なら、下がっても生活が変わらないことを確かめる
  3. 3.枠の中では、迷っても動いてよいことにする
  4. 4.枠を超える判断は、これまでどおり見送る
  5. 5.1年後に、枠の中で何をしたかを見返す

この考え方だと、こちら側の話になりやすい

勧めているものではありません。金額や使う時期は訊いていないので、何をいくら持つかは決まりません。

資産の種類
元本確保型個人向け国債(変動10年)満期のある債券分散の効いた低コストのインデックス投信バランス型の投信
持ち方・回し方
少額から始める時間を分けて買う動かしてよい枠を決めて、その中でやる値動きのある資産と無い資産を口座で分ける使う日が近いお金は、値動きのある資産から外すiDeCo・企業型DCの元本確保型と、NISAの少額の積立から始める
何を見て決めるか
動く額に上限を置き、その枠の中では迷っても動いてよいことにする

確認する数字

  • 動かしてよい上限額
  • いま値動きのある資産に置いている額
  • 預金の10年後の実質的な価値

機会重視派

動かずに逃すのが嫌

逃すことのほうを損より重く見るので、判断が速く、機会をつかめます。始めることに抵抗がないのは、それだけで強みです。危ないのは、動く先ではなく動く量で、良さそうなものが続いたときに一つへ寄りやすい。買う前に、一回あたりの上限と集中の上限を決めておくと、速さを落とさずに済みます。決めるのは動く量だけで、動く先は自由にしておいて差し支えありません。

傾向:動かずに機会を逃すほうを重く見ます。迷ったときは、やってみるほうを選びます。

強み:始められる。期間を長く使える

資産形成でいちばん効くのは期間の長さなので、早く動けること自体が成果になります。検討だけで何年も過ぎる、ということがありません。条件のよい機会が来たときにも、手が届きます。

注意すべきこと:上がっている話ほど、目に入りやすい

逃したくない気持ちは、いちばん話題になっているときにいちばん強く働きます。その時期は、たいてい価格も高くなっています。動いたあとに下がると、今度は耐えられずに手放すことになります。

対策:動く先ではなく、動く量を決めておく

機会を拾う姿勢は変えません。1回に入れる額の上限と、1つの資産に置く割合の上限を先に決めます。当たったときの取り分は減りますが、外したときに退場しなくて済みます。

  1. 1.1回に入れてよい額の上限を書く
  2. 2.1つの資産に置く割合の上限を書く
  3. 3.いちばん大きい1つが、いま全体の何割かを数える
  4. 4.全体が3割下がったときの損失額を出す
  5. 5.上限を超えたときに何をするかを決めておく

この考え方だと、こちら側の話になりやすい

勧めているものではありません。金額や使う時期は訊いていないので、何をいくら持つかは決まりません。

資産の種類
売買しやすいもの(上場株式・ETF)出来高の多い大型株現金化しやすい短期資産
持ち方・回し方
1回あたりの上限を決めて買う1銘柄・1資産クラスへの集中に上限を置く買う前に、売る条件を書いておく打診買いから始めて、段階的に積む動いた回数と結果を、あとで見返すNISAの成長投資枠の中で、1回あたりの上限を決めて動く
何を見て決めるか
動く先ではなく、動く量を決めてから判断する

確認する数字

  • 1回に入れてよい額の上限
  • いちばん大きい1つの比率
  • 全体が3割下がったときの損失額

この軸で訊いていること

6問です。半分は逆転項目(「逆」)で、6から押した値を引いて使います。 全部を同じ向きで訊くと、読まずに端へ寄せた回答がそのままスコアになるためです。

  1. 1.お金のことでは、やらずに機会を逃すほうが、あとで悔やむ
  2. 2.お金のことでは、やって損をするほうが、あとで悔やむ
  3. 3.見送った投資があとで値上がりしたと知ると、落ち着かない
  4. 4.買ったあとに資産が値下がりすると、しばらく引きずる
  5. 5.お金のことで迷ったときは、やらないより、やってみるほうを選びたい
  6. 6.お金のことで迷ったときは、手を出さずに見送るほうが安心できる

ほかの軸と重なったときに出てくること

軸を1つずつ見ていると出てこない話です。診断では、 どちらの軸もはっきり出ているときだけ出します。

積極投資 × 機会重視派

いちばん高いところで、いちばん動きたくなる

値動きを受け入れられることと、逃したくない気持ちが重なっています。逃したくない気持ちは、話題がいちばん大きくなったときにいちばん強く働きます。その時期は、たいてい価格も高くなっています。動いたあとに下がると、今度は耐えられずに手放すことになります。

機会重視派 × 安定重視

気持ちと置き方が、反対を向いている

やらずに逃すほうが悔しいと感じる一方で、値動きは避けたいと考えています。この2つが強く出ていると、相場が上がった局面で「やっぱり入っておけばよかった」と感じ、いちばん高いところで動きやすくなります。動いたあとに下がると、今度は抑制側の感覚が戻ってきて売ってしまいます。

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ほかの7つの軸