iDeCoは本当に節税?受取時まで含めて税金差を診断
iDeCoの「節税額」は、受け取るときの税金を引く前の数字です。 拠出しているあいだに軽くなる分と、受け取るときに増える分の両方を計算します。
シミュレーション
6つ選ぶだけで計算します
年齢
いまのiDeCo
働き方
勤め先の企業年金
年収(額面)
毎月の掛金(上限 ¥23,000。2026年12月から ¥62,000)
運用の仮定(年率)
予測ではありません。入れた率で運用できるという意味ではなく、 「その率だったら受取時の税金がどうなるか」を見るためのものです。 拠出時の軽減額は、この率では変わりません。
会社からの退職金
今年の税負担
約4万円軽減
所得税 ¥12,252 / 住民税 ¥24,000(年間掛金 ¥240,000)
65歳までの拠出時 税負担軽減 累計
約91万円
これは拠出時だけの税負担軽減です。受け取るときに増える税金は、まだ引いていません。
受取時まで含めると、税金は
約91万円 軽くなる
- 拠出しているあいだ
- 91万円 軽くなる
- 受け取るとき
- 0万円 変わらない
- 差し引き
- 91万円 軽くなる
受け取るときのiDeCo残高
600万円
元本(払った掛金)600万円
税金を引く前の額です。いまの条件では、受け取るときに税金は重くなりません。
上に出しているのは税金がどれだけ動くかであって、増えるお金ではありません。 運用の結果は別に動きます。
拠出から受取まで、どう積み上がるか
棒はiDeCoの残高で、下が自分で払った元本、上が運用で増えた分です。 線は税金がどれだけ軽くなっているかで、受け取る年に一段下がります。
- 元本(払った掛金の累計)
- 運用益(仮定)
- 税金の差し引き(上が軽い)
- 単位:万円
図の数字を表で見る
| 年齢 | 元本 | 運用益 | 残高 | 税金の軽さ |
|---|---|---|---|---|
| 41歳 | ¥240,000 | ¥0 | ¥240,000 | ¥36,252 |
| 53歳 | ¥3,120,000 | ¥0 | ¥3,120,000 | ¥471,276 |
| 65歳 | ¥6,000,000 | ¥0 | ¥6,000,000 | ¥906,300 |
受け取り方で比べる
一時金・年金・その組み合わせで、受取時の税負担が変わります。先に選ばなくてかまいません。
| 受け取り方 | iDeCo想定残高 | 受取時に重くなる | 差し引き |
|---|---|---|---|
| 一時金で全額 | 600万円 | 0万円 | 91万円軽い |
| 年金で全額 | 600万円 | 56万円 | 35万円軽い |
| 一時金と年金を半分ずつ | 600万円 | 27万円 | 64万円軽い |
年金で受け取る場合、公的年金は年180万円として計算しています。 税金のほかに公的医療・介護の保険料も上がりますが、この表には含めていません。
掛金で比べる
| 毎月の掛金 | 受取額 | 拠出時に軽くなる | 受取時に重くなる | 差し引き |
|---|---|---|---|---|
| ¥5,000 | 150万円 | 23万円 | 0万円 | 23万円軽い |
| ¥10,000 | 300万円 | 45万円 | 0万円 | 45万円軽い |
| ¥20,000 | 600万円 | 91万円 | 0万円 | 91万円軽い |
| ¥23,000 → ¥62,000上限まで | 1,848万円 | 279万円 | 54万円 | 226万円軽い |
「→」が付いている行は、2026年12月の改正で上限が上がるため、 途中で掛金が変わります。拠出する月ごとに、その時点の上限で計算しています。
運用の仮定で比べる
| 仮定 | iDeCo受取額 | 受取時に重くなる | 差し引き |
|---|---|---|---|
| 年0% | 600万円 | 0万円 | 91万円軽い |
| 年3% | 892万円 | 0万円 | 91万円軽い |
| 年5% | 1,191万円 | 0万円 | 91万円軽い |
運用結果は予測できないため、0%・3%・5%の仮定を並べています。 上の入力で別の率を入れても、この3つは変わりません。運用益は差し引きに足していません。
診断
あなたに合っていますか?
税制の差がプラスでも、iDeCoが向いているとは限りません。掛金は原則60歳まで引き出せません。
Q1この掛金を、老後まで使わないお金として分けられますか?
Q2生活防衛資金は、別に確保できていますか?
Q3近い将来、大きな支出の予定がありますか?
あと3問こたえると診断できます
計算の前提
- 運用益は0として計算しています。実際の結果は増えることも減ることもあります
- 年収は65歳まで変わらないものとして計算しています
- 2026年12月の制度改正をまたぐため、拠出する月ごとにその時点の上限で計算しています
- 口座管理手数料など、iDeCoそのものにかかる費用は含めていません。
詳しく知りたいこと
