住宅・住宅ローン
給湯器を替えるなら、給湯省エネ2026事業の対象機種にする
替える時期は変えない。同じ交換でも、対象の機種と登録事業者を選べば負担が下がる
支出が減る
120,000円/ 年
エコキュートに交換し、性能加算の要件を満たし、電気温水器を撤去する場合
- 月あたり 10,000円
- 5年で 600,000円
- 条件が違うと 70,000円〜240,000円
- 手間
- 比較が必要
- 効果が出るまで
- 1か月以内
- 条件依存度
- 高い
- 初期費用
- なし
2026/09/26 時点で有効 · 金額は前提を決めた目安で、おすすめ度ではありません · 8回読まれています
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なぜお金が増える?
- 給湯省エネ2026事業は、経済産業省が所管する国の補助事業です。 公式サイトは目的を「家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野について、高効率給湯器の導入支援を行い、その普及拡大により、『2030年度におけるエネルギー需給の見通し』の達成に寄与すること」としています。省エネ性能の高い給湯器に替える人へ、機器ごとの定額を出す仕組みです。値引き交渉ではないので、金額が先に読めます。
- 対象になるのは、新しく設置する機器が次の3種類のどれかであるときです。 ヒートポンプ給湯機(エコキュート)は空気の熱でお湯を沸かす電気式。電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機(ハイブリッド給湯機)は、その電気式とガスの瞬間式を組み合わせたもの。家庭用燃料電池(エネファーム)は、ガスから電気をつくり、その排熱でお湯をつくるものです。基本額はこの順に7万円・10万円・17万円(1台あたり)です。
- 住宅省エネ2026キャンペーンの4つの事業のうちの1つです。ほかに、みらいエコ住宅2026事業(国土交通省)、先進的窓リノベ2026事業(環境省)、賃貸集合給湯省エネ2026事業(経済産業省)があります。窓の断熱や内窓を一緒に工事するなら、同じキャンペーンの中で別の事業に申請できます。
- 交換する時期を早めたり遅らせたりする話ではありません。どのみち替えるときに、補助の対象になる機種と、登録された事業者を選ぶだけです。
- 基本額に、性能の加算と、古い機器を撤去した場合の加算が積み上がります。同じ工事でも、要件を満たすかどうかで10万円以上変わります。
具体例で見る
エコキュートに交換し、性能加算の要件を満たし、電気温水器を撤去する場合
- 戸建住宅のリフォームで1台を交換する
- 登録された給湯省エネ事業者と工事請負契約を結ぶ
- 設置する機種が性能加算の要件を満たしている
- 設置に合わせて電気温水器を撤去する
- 1基本額(エコキュート) = 70,000円/台
- 2性能加算 = 30,000円/台
- 3撤去加算(電気温水器) = 20,000円/台
- 4合計 = 120,000円。交換にかかる自己負担がそのぶん下がる
この条件なら年間120,000円/ 条件が違えば額も変わります
式:基本額 + 性能加算額 + 撤去加算額
あなたの場合は?
上と同じ式に、自分の数字を入れてください。概算です。
この条件なら年間120,000円(月あたり 10,000円)
式のとおりに1回計算しただけの概算です。上の「得になる条件」と「注意点」に当てはまらない分は、 この額から減ります。
こんな人向け
- 給湯器が古くなっていて、数年以内に交換する予定がある
- 故障してこれから交換する
- 電気蓄熱暖房機や電気温水器が家に残っている
- リフォームや住宅の建築・購入を予定している
得になる条件
- 申請するのは事業者です。 一般消費者が直接申請することはできません。登録された「給湯省エネ事業者」が申請して受け取り、消費者に還元します。
- 登録のない事業者と契約すると対象外です。 公式サイトの「給湯省エネ事業者の検索」で、契約する前に確かめてください。
- 補助額は「基本額 + 性能加算 + 撤去加算」で積み上がります。 基本額と性能加算は設置する機器で、撤去加算は取り外す機器で決まります。額は下の2つの表のとおりです。
- 台数の上限は、戸建住宅でいずれか2台まで、共同住宅等で1台までです。
- 補助対象製品として事務局に登録された型番の機器に限ります。
- 対象になるのは、2025年11月28日以降に着手する工事です。 それより前に始めた工事は対象外になります。
- 交付申請の期間は2026年3月31日から2026年12月31日まで(予算上限に達した時点で終了)。交付申請の予約は、2026年3月31日から2026年11月16日までの受付予定です。
- 国費が充当されているほかの制度とは併用できません。自治体の補助と重ねられるかは、その自治体に確かめてください。
設置する機器の補助額(1台あたり)
性能加算は、要件を満たす機種を選んだときだけ付きます
| 対象機器 | 基本額 | 性能加算 | 基本額 + 性能加算 |
|---|---|---|---|
| ヒートポンプ給湯機(エコキュート) | 70,000円 | +30,000円 | 100,000円 |
| 電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機(ハイブリッド給湯機) | 100,000円 | +20,000円 | 120,000円 |
| 家庭用燃料電池(エネファーム) | 170,000円 | なし | 170,000円 |
ヒートポンプ給湯機(エコキュート)
- 基本額
- 70,000円
- 性能加算
- +30,000円
- 基本額 + 性能加算
- 100,000円
電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機(ハイブリッド給湯機)
- 基本額
- 100,000円
- 性能加算
- +20,000円
- 基本額 + 性能加算
- 120,000円
家庭用燃料電池(エネファーム)
- 基本額
- 170,000円
- 性能加算
- なし
- 基本額 + 性能加算
- 170,000円
- いちばん右の列は、左の2つを足した額です。性能加算の要件を満たさない機種なら、基本額だけになります。
撤去する機器の加算額(1台あたり)
設置に合わせて古い機器を取り外す場合に、上の額へ加算されます
| 撤去する機器 | 加算額 |
|---|---|
| 電気蓄熱暖房機 | 40,000円 |
| 電気温水器 | 20,000円 |
電気蓄熱暖房機
- 加算額
- 40,000円
電気温水器
- 加算額
- 20,000円
- 電気蓄熱暖房機は2台までです。
- エコキュートの撤去は加算の対象外です。
注意点
- 補助のために、必要のない交換をしないでください。 まだ使える給湯器を10万円の補助のために替えると、工事費のほうが大きくなります。
- 予算上限に達すると受付が終わります。 2026年9月25日午前0時時点で、予算に対する申請額の割合は46%、撤去加算の枠は23%でした。残りは公式サイトで毎日更新されています。
- 自分で機器を買って取り付けだけ頼む形(施主支給・材工分離)は対象外です。
- 給湯省エネ2025事業で補助を受けた工事は対象外です。
- J-クレジット制度への参加を表明する事業に限られます。
- 撤去加算は、2025年11月28日以降に撤去するものに限られ、給湯器の設置の交付申請と同時に申請する必要があります。あとから出せません。
- 電気蓄熱暖房機などを撤去すると、契約している電気料金のメニューが変わることがあります。撤去前に電力会社に確かめてください。
やり方
- 1いまの給湯器の設置年と、交換の必要性を確かめる(補助のためだけに替えない)
- 2公式サイトの「給湯省エネ事業者の検索」で、登録されている事業者を探す
- 3見積もりを取るときに、補助対象の型番か、性能加算の要件を満たすかを確かめる
- 4撤去する古い機器(電気蓄熱暖房機・電気温水器)があるかを見る
- 5予算の残りを公式サイトで確かめてから契約する
- 6工事前・工事後の写真を事業者が撮ること、撤去加算も同時に申請することを確認する
読むもの・数字の出どころ
- 給湯省エネ2026事業【公式】 事業概要(2026/09/26 確認)
- 住宅省エネ2026キャンペーン【公式】(2026/09/26 確認)
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