投資・資産運用

NISA以外で持っている株は、貸株に出して金利を受け取る

売らずに貸すだけで金利がつく。ただし分別保管と投資者保護基金の対象外になる

運用の取り分が増える

3,000円/ 年

NISA以外の口座で300万円ぶんの株を持っていて、年0.1%の金利で1年貸した場合

  • 月あたり 250円
  • 5年で 15,000円
  • 条件が違うと 1,000円〜60,000円
手間
少し手続き
効果が出るまで
1か月以内
条件依存度
高い
初期費用
なし

2026/09/26 時点で有効 · 金額は前提を決めた目安で、おすすめ度ではありません · 1回読まれています

このアイデアはどうですか?

匿名で数えるだけです。名前も入力内容も送りません。

なぜお金が増える?

  • 持っている株を貸すだけで、貸した日数に応じた金利がつきます。売らないので、値上がりの取り分も配当の相当額も手元に残ります。
  • 貸株中でも、手続きなしでそのまま売却できます。 SBI証券は「貸出中の株式でも、手続きなしでそのまま売却することが可能」としています。引き出せなくなる制度ではありません。
  • 配当や優待の権利は、コースの設定で取り戻せます。権利確定日までに自動で貸株が解除される設定があるので、優待のために持っている株でも金利を受け取れます。
  • 申し込みは1回で、以降は自動です。SBI証券では申込が完了すると保有株式が自動的に「貸出する」に設定され、原則として2営業日後から貸し出されます。

具体例で見る

NISA以外の口座で300万円ぶんの株を持っていて、年0.1%の金利で1年貸した場合

  • NISA口座ではなく、特定口座または一般口座で持っている
  • 貸株金利は年0.1%と仮定した数字です。 実際の金利は銘柄ごとに違い、各社のログイン後の一覧でしか確認できません
  • 株式の評価額と貸株料率は1年間変わらないものとする
  • 税引前の額(貸株金利は雑所得で総合課税)
  1. 1年間の金利 = 3,000,000円 × 0.1% = 3,000円
  2. 2日ごとの計算式は「貸株数量 × 当該銘柄の時価 × 貸株料率 ÷ 365」(SBI証券)
  3. 31か月ぶんをまとめて入金。金利が年1%の銘柄なら、同じ300万円で年30,000円

この条件なら年間3,000円/ 条件が違えば額も変わります

式:株式の評価額 × 貸株金利

あなたの場合は?

上と同じ式に、自分の数字を入れてください。概算です。

この条件なら年間3,000円(月あたり 250円)

式のとおりに1回計算しただけの概算です。上の「得になる条件」と「注意点」に当てはまらない分は、 この額から減ります。

こんな人向け

  • NISA以外の口座(特定口座・一般口座)で日本株を持っている
  • 当面売る予定がなく、置いたままにしている
  • 議決権を使っていない
  • 株主優待は取りたいが、権利確定日以外は株を寝かせている
  • 証券会社の信用リスクを理解したうえで引き受けられる

得になる条件

  • NISA口座の株は貸株に出せません。 対象は特定口座・一般口座で持っている株式です。
  • 金利は銘柄ごとに日ごとで計算されます。SBI証券の式は「貸株数量×当該銘柄の時価×貸株料率÷365(100分の1円未満切捨て)」で、1か月ぶんをまとめて入金します。
  • 貸している間、株主としての権利は失います。楽天証券は「貸借期間中、株券等は楽天証券名義又は第三者名義等になっており、この期間中において、お客様は株主としての権利義務をすべて喪失」と書いています。議決権も株主優待も、貸したままでは受け取れません。
  • 権利を取りたい場合はコースを選びます。SBI証券は「株主権利自動取得サービス」で配当・優待優先/優待優先/金利優先の3つ、楽天証券は金利優先/株主優待優先/株主優待・予想有配優先の3つです。優待を優先するコースなら、権利確定日までに自動で貸株が解除されます。
  • 金利は変わります。SBI証券は「金利について変更がある場合は、原則として3日前に公表します」としています。
  • 適用される金利は、各社のログイン後の一覧でしか見られません。 SBI証券の「貸株サービス適用金利一覧」はログインが必要です。口座を持っていない段階では、自分の銘柄にいくら付くかを確かめられません。

注意点

  • 貸した株は分別保管の対象外で、投資者保護基金による保護も受けられません。 SBI証券は「お客さまが貸出す株券は通常の保護預りとは異なり、分別保管の対象とはなりません。したがいまして、当社が倒産した場合などに投資者保護基金による保護の対象とはなりません」と書いています。楽天証券も同じ趣旨です。証券会社が破綻したときのリスクを、金利と引き換えに引き受ける形です。
  • 税の扱いが不利になります。 貸株金利と配当金相当額は雑所得(または事業所得)で総合課税です。配当金相当額は配当控除の対象にならず、株式等の譲渡損と通算できません。配当を配当として受け取るほうが有利な人もいます。
  • 確定申告が必要になることがあります。楽天証券は「原則、確定申告をする必要があります」としています。給与だけの人には年20万円の目安がありますが、自分の状況で確かめてください。
  • 金利が高い銘柄は、借りたい人が多い銘柄です。金利の高さを理由に銘柄を選ぶと、本来の投資判断とずれます。 貸株はいま持っている株の使い道の話で、買う理由にはなりません。
  • 継続保有の株主優待・長期保有特典・記念優待のある銘柄には、貸株で注意すべき点があると各社が案内しています。該当する銘柄を持っているなら、その案内を先に読んでください。
  • 金額は小さいです。 年0.1%なら300万円で年3,000円。手数料のかからないおまけとして見る話で、これを目的に資産配分を変えるものではありません。

やり方

  1. 1NISA以外の口座で持っている株の評価額を確かめる
  2. 2使っている証券会社に貸株サービスがあるかを確かめ、ログイン後の適用金利一覧で自分の銘柄の金利を見る
  3. 3その金利と、分別保管・投資者保護基金の対象外になることを見比べて、貸すかどうかを決める
  4. 4貸すなら、配当・優待の権利をどうするかのコースを選ぶ(金利優先か、優待・配当を優先するか)
  5. 5申し込む。SBI証券なら原則2営業日後から貸し出しが始まる
  6. 6金利と配当金相当額は雑所得。確定申告が必要かを毎年確かめる

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