法人・事業

他行宛の振込が多い法人は、振込用の口座をネット銀行に作って1件あたりの手数料を下げる

他行宛の振込が毎月まとまった件数ある法人が、振込に使う口座をネット銀行に移すことで、1件あたりの振込手数料を下げるアイデアです。

支出が減る

201,600円/ 年

3万円以上の他行宛振込を月30件、660円の口座から100円の口座に移した場合

  • 月あたり 16,800円
  • 5年で 1,008,000円
  • 条件が違うと 61,800円〜336,000円
手間
比較が必要
効果が出るまで
1か月以内
条件依存度
高い
初期費用
なし

2026/10/24 時点で有効 · 金額は前提を決めた目安で、おすすめ度ではありません

このアイデアはどうですか?

匿名で数えるだけです。名前も入力内容も送りません。

なぜお金が増える?

  • 振込の相手も、金額も、タイミングも変わりません。変わるのは、どの口座から振り込むかだけです。
  • メガバンクの法人向けインターネットバンキングは、他行あての振込手数料が3万円以上で660円、3万円未満で484円です(三菱UFJ銀行のBizSTATION・電子記憶媒体の場合)。ネット銀行なら、金額にかかわらず100円のところがあります。
  • 1件あたりの差が件数で掛かります。 1件560円の差でも、月30件なら16,800円。年にすると201,600円です。
  • 口座維持手数料がかからない銀行があります。 GMOあおぞらネット銀行は0円、ドコモSMTBネット銀行は口座維持手数料もインターネットバンキング利用料もかからないとしています。
  • 開設直後は無料回数があります。 GMOあおぞらネット銀行は口座開設月の翌々月まで他行宛が月20回無料(設立1年未満なら設立月から12か月間、月20回無料)、PayPay銀行は口座開設月の翌々月末まで毎月5回無料です。
  • ただし、口座をまるごと移す必要はありません。 振込に使う口座だけを新しく作り、そこへ必要な分を移して使う形にすれば、既存の取引はそのまま続けられます。

他行宛の振込手数料(法人・インターネットバンキング)

いずれも各行の公式の手数料ページで読んだ値です(税込)。同行宛は3行とも無料または0円です。

三菱UFJ銀行(BizSTATION、電子記憶媒体)

3万円未満
484円
3万円以上
660円

GMOあおぞらネット銀行

3万円未満
100円
3万円以上
100円

ドコモSMTBネット銀行

3万円未満
100円
3万円以上
100円

PayPay銀行

3万円未満
145円
3万円以上
145円
  • ※ ドコモSMTBネット銀行は、旧 住信SBIネット銀行です。古い記事の銀行名で探すと見つかりません。
  • ※ ドコモSMTBネット銀行の総合振込は、他行宛が一律145円(税込)です。

月の件数ごとの、年に浮く額(660円→100円の場合)

1件あたりの差560円で計算した場合です。3万円未満が多いなら、差は384円(484円−100円)になります。

10件

1か月の差
5,600円
年の差
67,200円

30件

1か月の差
16,800円
年の差
201,600円

50件

1か月の差
28,000円
年の差
336,000円

100件

1か月の差
56,000円
年の差
672,000円

具体例で見る

3万円以上の他行宛振込を月30件、660円の口座から100円の口座に移した場合

  • 月30件という件数は、この例で置いた値です。 自分の通帳や明細の件数で置き換えてください
  • 660円は三菱UFJ銀行のBizSTATION・電子記憶媒体での他行あて(3万円以上)の手数料です。3万円未満なら484円です
  • 100円はGMOあおぞらネット銀行とドコモSMTBネット銀行の他行宛の額(いずれも税込)
  • 同行宛の振込は、どちらの銀行でも無料または安くなります。 この例には入れていません
  • 口座を移しても、取引先に新しい口座番号を伝える手間がかかります。その手間はこの金額に入っていません
  1. 11件あたりの差 = 660円 − 100円 = 560円
  2. 21か月の差 = 560円 × 30件 = 16,800円
  3. 3年の差 = 16,800円 × 12か月 = 201,600円

この条件なら年間201,600円/ 条件が違えば額も変わります

式:(いまの1件あたりの手数料 − 移す先の1件あたりの手数料)× 月の件数 × 12か月

あなたの場合は?

上と同じ式に、自分の数字を入れてください。概算です。

この条件なら年間201,600円(月あたり 16,800円)

式のとおりに1回計算しただけの概算です。上の「得になる条件」と「注意点」に当てはまらない分は、 この額から減ります。

こんな人向け

  • 他行宛の振込が毎月まとまった件数ある(仕入先や外注先への支払いなど)
  • いまメガバンクや地方銀行のインターネットバンキングで振り込んでいる
  • 通帳や明細で、月の振込件数と1件あたりの手数料を確かめられる
  • 取引先に振込元の口座を伝え直せる(または振込元は相手に関係ない)

得になる条件

  • 法人口座の開設には審査があります。開設できるかどうかは申し込んでみないと分かりません
  • 手数料は税込の額です。各行の公式の手数料ページで確かめてください
  • 同行宛の振込は、3行とも無料または0円です
  • 総合振込(まとめて振り込むサービス)は、通常の振込と手数料が違うことがあります
  • 口座開設時の無料回数は銀行ごとに違います(月20回、月10回、月5回)

注意点

  • 法人口座の開設には審査があります。 必ず開けるとは限りません。
  • 取引先に振込元が変わることを伝える手間がかかります。 件数が少ないうちは、この手間のほうが大きいことがあります。
  • メインバンクを変える話ではありません。 融資や当座預金はそのままにして、振込に使う口座だけを足す形が無理がありません。
  • 総合振込は手数料が違うことがあります。 ドコモSMTBネット銀行は通常100円ですが、総合振込は145円です。まとめて振り込む運用なら、そちらの額で計算してください。
  • インターネットバンキング以外での振込は大幅に高くなる銀行があります(PayPay銀行は他の金融機関宛が3万円以上で1,760円)。
  • 手数料は改定されます。ここに書いた額は確認日時点のもので、申し込む前に公式ページで確かめてください。
  • 使わない口座を残すと、未利用口座管理手数料がかかる銀行があります。

やり方

  1. 1通帳か明細で、直近12か月の他行宛の振込件数と、1件あたりの手数料を数える
  2. 23万円未満と3万円以上のどちらが多いかを確かめる(手数料が違う銀行があります)
  3. 3候補の銀行の公式ページで、他行宛の手数料と口座維持手数料を確かめる
  4. 4総合振込を使っているなら、その手数料も別に確かめる
  5. 5(1件あたりの差)×(月の件数)× 12 で、年にいくら浮くかを出す
  6. 6浮く額が、口座を作って取引先に伝える手間に見合うかを判断する
  7. 7見合うなら法人口座を申し込み、振込に使う分だけを移す

実行するときの候補

並べているのは情報で、おすすめではありません。 どれが合うかは使い方で変わるので、星は付けていません。並べた基準は「下の前提で計算した、年に浮く額が多い順。**上位2件は1件100円で同額になります。** 同額なので、順は口座開設時に他行宛が無料になる回数で決めました(GMOあおぞらネット銀行は月20回、ドコモSMTBネット銀行は月10回)。ほかにも法人口座を開けるネット銀行はありますが、ここに並べたのは、他行宛の手数料を公式ページで金額として公表している3行です」です。

どの条件で計算した額か

3万円以上の他行宛振込を月30件、三菱UFJ銀行のBizSTATION(1件660円)から移した場合に、1年で浮く額です(月30件は比べるために置いた値)。3万円未満が多い場合は、いまの手数料が484円になるので差は小さくなりますが、順番は変わりません。総合振込を使う場合は、ドコモSMTBネット銀行だけ145円になるため順番が変わります

候補他行宛の振込手数料同行宛の振込手数料口座開設時の無料回数

GMOあおぞらネット銀行

法人口座(GMOあおぞらネット銀行)

一律100円(税込)/件。振込料金とくとく会員なら99円(月額500円が別途)無料口座開設月の翌々月まで他行宛が月20回無料。設立1年未満なら設立月から12か月間、月20回無料

ドコモSMTBネット銀行

法人口座(ドコモSMTBネット銀行)

振込金額に関わらず100円(税込)/件。総合振込は一律145円(税込)0円口座開設日の当月および翌月は他行宛が月10回無料

PayPay銀行

法人口座(PayPay銀行)

145円(税込)/件(インターネットバンキング)0円口座開設月の翌々月末まで他行宛が毎月5回無料

表は見比べるためのものです。条件と対象外は一言に縮められないので、下に1件ずつ出しています。

GMOあおぞらネット銀行

法人口座(GMOあおぞらネット銀行)

1件あたりがいちばん安く、口座開設時の無料回数も多い(月20回)

この前提だと 年201,600円

他行宛の振込手数料
一律100円(税込)/件。振込料金とくとく会員なら99円(月額500円が別途)
同行宛の振込手数料
無料
口座開設時の無料回数
口座開設月の翌々月まで他行宛が月20回無料。設立1年未満なら設立月から12か月間、月20回無料
口座維持手数料
0円

この条件を満たしたときだけ

  • 口座維持手数料は0円
  • 同行宛の振込手数料は無料
  • GMOあおぞらネット銀行間の振替手数料はかからない
  • 提携ATM(セブン銀行、イオン銀行、ゆうちょ銀行)は入金・出金とも110円(税込)/回

対象外・注意

  • 「振込料金とくとく会員」で99円になりますが、月額500円がかかります。 他行宛が月500件を超えないと、月額のほうが高くつきます
  • 提携サービス口座を使っている場合は、振込料金とくとく会員に申し込めません
  • 組戻手数料は880円(税込)/件
  • 各種証明書の発行は880円(税込)/通

かかる費用

口座維持手数料0円。他行宛1件100円(税込)

公式ページ ・ 2026/10/24 確認

ドコモSMTBネット銀行

法人口座(ドコモSMTBネット銀行)

1件あたりはいちばん安いが、口座開設時の無料回数はGMOあおぞらより少ない(月10回)

この前提だと 年201,600円

他行宛の振込手数料
振込金額に関わらず100円(税込)/件。総合振込は一律145円(税込)
同行宛の振込手数料
0円
口座開設時の無料回数
口座開設日の当月および翌月は他行宛が月10回無料
口座維持手数料
かからない(インターネットバンキング利用料も)

この条件を満たしたときだけ

  • 口座維持手数料もインターネットバンキング利用料もかからない
  • 総合振込は初期登録料0円・月間基本料金0円で、他行宛は一律145円(税込)
  • オンラインで口座開設でき、最短翌日から利用できる
  • 口座開設でデビットカードが付く

対象外・注意

  • 総合振込を使う場合は、1件145円(税込)になります。 通常の振込(100円)より高くなります
  • 総合振込の手数料は、毎月15日(銀行休業日の場合は翌営業日)に前月利用分が引き落とされます
  • 組戻手数料は880円(税込)
  • 提携ATMは入出金とも110円(税込)、ゆうちょ銀行ATMのみ330円(税込)
  • 旧 住信SBIネット銀行です。 古い記事の銀行名で探すと見つかりません

かかる費用

口座維持手数料なし。他行宛1件100円(税込)

公式ページ ・ 2026/10/24 確認

PayPay銀行

法人口座(PayPay銀行)

すでにPayPayの決済を事業で使っていて、資金の動きをまとめたい人

この前提だと 年185,400円

他行宛の振込手数料
145円(税込)/件(インターネットバンキング)
同行宛の振込手数料
0円
口座開設時の無料回数
口座開設月の翌々月末まで他行宛が毎月5回無料
口座維持手数料
公式の手数料ページに記載なし(未利用口座管理手数料の案内あり)

この条件を満たしたときだけ

  • PayPay銀行の口座宛は0円、他の金融機関宛は145円(インターネットバンキング、消費税含む、2025年5月26日現在)
  • 前月の預金平均残高(円普通預金、円定期預金)が3,000万円以上の場合は手数料が優遇される
  • 口座開設月の翌々月末までは、他行宛の振込手数料が毎月5回無料

対象外・注意

  • 3件のなかでは1件あたりがいちばん高くなります(145円)
  • インターネットバンキング以外での振込は、大幅に高くなります。 他の金融機関宛は3万円未満1,320円、3万円以上1,760円(カスタマーセンターへの事前連絡が必要)
  • 口座開設時の無料回数は毎月5回で、3件のなかではいちばん少なくなります
  • 未利用口座管理手数料の案内があります。使わない口座を残す場合は確かめてください

かかる費用

他行宛1件145円(税込)

公式ページ ・ 2026/10/24 確認

条件は2026/10/24時点で公式ページを読んだものです。金利・手数料・特典の条件は変わります。申し込む前に、必ず公式ページで確かめてください。この一覧に広告・アフィリエイトの関係はありません。

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