保険
後発品を選べる薬で先発品を希望しているなら、やめて価格差の半分の上乗せをなくす
飲む薬の成分は変えない。本人の希望で先発品を選んでいる場合にだけかかる「特別の料金」を外す
支出が減る
7,200円/ 年
1錠あたりの価格差が40円の薬を、毎月30錠もらっている場合
- 月あたり 600円
- 5年で 36,000円
- 条件が違うと 3,600円〜14,400円
- 手間
- 少し手続き
- 効果が出るまで
- 1か月以内
- 条件依存度
- 高い
- 初期費用
- なし
2026/10/02 時点で有効 · 金額は前提を決めた目安で、おすすめ度ではありません · 1回読まれています
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なぜお金が増える?
- 成分を変える話ではありません。 同じ成分の後発医薬品があるのに、医療上の必要がなく本人の希望で先発品(長期収載品)を選んでいる場合にだけ、「特別の料金」がかかります。その上乗せを外すだけです。
- この特別の料金は、通常の1〜3割の自己負担とは別にかかります。保険が効かない部分なので、全額を自分で払います。
- 上乗せの大きさは、先発品の薬価と後発医薬品の最高価格帯の価格差の2分の1までです。2026年6月1日から、それまでの4分の1から引き上げられました。同じ薬でも、負担は2倍になっています。
- 下の表は、価格差と錠数ごとの年額です。毎日飲む薬ほど、積み上がります。
- 医療上の必要がある場合は、そもそもかかりません。 後発品では効果や副作用の面で問題があると医師が判断した場合などは、引き続き保険給付の対象です。先に医師・薬剤師に相談するのが、この話の出発点になります。
価格差と錠数ごとに、1年でいくらの上乗せになるか
2026年6月1日から適用されている、価格差の2分の1で計算しています。通常の1〜3割の自己負担は、これとは別にかかります。
| 1錠の価格差 | 1錠の上乗せ | 月30錠で1年 | 月60錠で1年 |
|---|---|---|---|
| 20円 | 10円 | 3,600円 | 7,200円 |
| 40円 | 20円 | 7,200円 | 14,400円 |
| 60円 | 30円 | 10,800円 | 21,600円 |
| 100円 | 50円 | 18,000円 | 36,000円 |
20円
- 1錠の上乗せ
- 10円
- 月30錠で1年
- 3,600円
- 月60錠で1年
- 7,200円
40円
- 1錠の上乗せ
- 20円
- 月30錠で1年
- 7,200円
- 月60錠で1年
- 14,400円
60円
- 1錠の上乗せ
- 30円
- 月30錠で1年
- 10,800円
- 月60錠で1年
- 21,600円
100円
- 1錠の上乗せ
- 50円
- 月30錠で1年
- 18,000円
- 月60錠で1年
- 36,000円
- ※ 2026年5月31日までは価格差の4分の1でした。同じ薬でも、6月から負担が2倍になっています。
- ※ 価格差は「先発品の薬価」と「後発医薬品の最高価格帯」の差で計算されます。薬ごとに違うので、実際の額は薬局で確かめてください。
- ※ 医療上の必要がある場合と、後発医薬品を提供することが困難な場合は、引き続き保険給付の対象で、特別の料金はかかりません。
具体例で見る
1錠あたりの価格差が40円の薬を、毎月30錠もらっている場合
- 医療上の必要がなく、本人の希望で先発品を選んでいる(必要がある場合は特別の料金がかからない)
- 先発品100円・後発品60円で、価格差は40円
- 2026年6月1日から適用されている、価格差の2分の1で計算する
- 11錠あたりの特別の料金 = 40円 × 1/2 = 20円
- 21か月では = 20円 × 30錠 = 600円
- 31年では = 600円 × 12か月 = 7,200円
この条件なら年間7,200円/ 条件が違えば額も変わります
式:(先発品と後発品の価格差 × 1/2)× 1か月の錠数 × 12か月
こんな人向け
- 同じ成分の後発医薬品がある薬を、継続して飲んでいる
- 処方箋や薬局の明細に「患者希望」の記載がある
- 後発品でよいかどうかを、医師や薬剤師に相談したことがない
- 毎月、同じ薬をまとまった量もらっている
得になる条件
- 医療上の必要がないことが前提です。 必要があると医師が判断した場合は、もともと特別の料金がかかりません。このアイデアは、本人の希望で先発品を選んでいる場合だけの話です。
- 同じ成分の後発医薬品があることが前提です。無い薬には、そもそもこの仕組みが当てはまりません。
- 後発医薬品を提供することが困難な場合も、引き続き保険給付の対象です。
- 価格差は薬ごとに違います。上乗せがいくらかは、処方される薬で変わります。
- 院内で処方される場合も、同じ扱いになります。
注意点
- 薬を変えるかどうかは、医師・薬剤師と決めてください。 ToMiは医療の判断をしません。ここで示しているのは、本人の希望で先発品を選んでいる場合にかかる費用の大きさだけです。
- 後発医薬品の供給状況によっては、希望しても手に入らないことがあります。
- 価格差の割合は改定で変わります。2024年10月に4分の1で始まり、2026年6月に2分の1になりました。今後も変わる可能性があります。
- 飲み心地や添加物が違うことがあります。費用だけで決めず、気になる点は薬剤師に伝えてください。
やり方
- 1いま飲んでいる薬に、同じ成分の後発医薬品があるかを薬剤師に聞く
- 2処方箋や明細に「患者希望」の記載があるかを見る(あれば、本人の希望で先発品になっている)
- 3後発品に変えてよいかを、医師・薬剤師に相談する
- 4変えられるなら、次の処方から後発品にしてもらう
- 5次の明細で、特別の料金が消えているかを確かめる
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