公式サイトを読んで確認

残クレで車を返すとき、何があると精算になる?

残価設定型クレジットで車を返すとき、何を満たしていないと精算になるのか。 トヨタ・ホンダ・日産が公式サイトで公表している条件を並べています。

月1回取得2026年10月14日確認トヨタ・ホンダ・日産の公表ページ
金利と残価の金額は載せていません。どちらも車種・グレード・販売会社・契約した時期で変わり、3社とも「販売店によって異なります」と書いています。 全国共通の値が存在しないので、一覧にできません。金額はご自身の見積書で確かめてください。 ここに載せているのは、見積書には書かれていないほうの条件です。

公表の細かさが、3社で違う

同じ「残クレ」でも、返却の条件をどこまで公表しているかが違います。 日産は走行距離も内外装の減点も車種区分つきの表で出し、ホンダは免責の点数で出し、 トヨタは「各店舗にて定める走行距離」として全国共通の数字を出していません。粒度を揃えて書き直してはいません。公表されていない条件を、公表されているように見せないためです。

メーカー別・残価設定型クレジットの公表されている条件
メーカー・プラン契約期間走行距離の上限確認日

日産

残価設定型クレジット(BVC)

3年・4年・5年表で公表2026/10/14

ホンダ

残価設定型クレジット(Honda ON)

3年・4年・5年数字の公表なし2026/10/14

トヨタ

残価設定型プラン

販売店による数字の公表なし2026/10/14

メーカーごとの条件

日産

残価設定型クレジット(BVC)

契約満了時に選べること

  • 新車に買いかえ最終回の支払いなし車両の状態が事前に定められた条件を満たしている場合に限る
  • クルマを返却最終回の支払いなし同上。条件を外れた分は返却時に精算
  • クルマを買取残価を現金一括、または再分割再分割は別途審査。審査の結果、利用できないことがある

走行距離

月あたり1,000kmと1,500kmの2コース。免責基準を超えても「精算可能上限」までは、超えた分を精算すれば返却できる。電気自動車(アリア・リーフ・サクラ)は4〜6年で別の表。ムラーノは1,000km/月コースのみ

日産の契約走行距離基準
コース・期間免責基準精算すれば返却できる上限
1,000km/月コース・3年(36回)36,000km54,000km
1,000km/月コース・4年(48回)48,000km72,000km
1,000km/月コース・5年(60回)60,000km90,000km
1,500km/月コース・3年(36回)54,000km81,000km
1,500km/月コース・4年(48回)72,000km108,000km
1,500km/月コース・5年(60回)90,000km135,000km

車両の状態の条件

  • ・レース(競技会等)での使用や、違法改造がされていないこと
  • ・事故による修復歴がないこと
  • ・走行距離が、契約で決めた距離以下であること
  • ・内・外装の損傷による査定減点が、車種ごとの免責基準の範囲内であること

条件を外れたとき

内・外装の免責基準は車種で3段階。アリア・エルグランド・ムラーノ・フェアレディZは20万円以内(精算可能上限25万円)、スカイライン・キャラバンは15万円以内(同20万円)、リーフ・サクラ・オーラ・ノート・エクストレイル・キックス・セレナ・NV200バネット・ルークス・デイズ・クリッパーリオは10万円以内(同15万円)。免責基準を超えて精算可能上限までは、査定減点×1,000円(別途消費税)を払えば返却できる

再クレジット

買取を選ぶと、現金一括のほか再分割も選べる。再分割には別途審査がある

そのほか公表されていること

  • ・日産の乗用車すべてが対象(一部グレードを除く)。キャラバン バン・ワゴンの法人契約とNV200バネット バンは対象外
  • ・引っ越しても全国の日産の店で手続きできる(一部、取り扱っていない店もある)
  • ・修理補償サービス「ケアプラス」が自動付帯
日産の公式ページを確認

ホンダ

残価設定型クレジット(Honda ON)

契約満了時に選べること

  • 乗り続ける最終回の残価を支払う。再クレジットで分割もできる再クレジットは別途条件あり。金利は申し込み時点の金利が適用される
  • 乗り換える最終回の支払いなし別途定める条件あり
  • 車両を返却最終回の支払いなし一定の条件あり

走行距離

支払い例は月間走行距離1,000kmで示されている。回数と走行距離の条件によって最終回の支払額が変わる、と公表されているが、距離の上限そのものは販売会社に問い合わせる形

車両の状態の条件

  • ・契約満了時の査定に、100点分の免責が付帯する(1点=1,000円)
  • ・減点の例:ドア下の傷(内装)10点=1万円、バックドアのへこみ30点=3万円、リアドアの傷・へこみ(A4サイズ以上)50点=5万円

条件を外れたとき

100点までの減点は免責で負担しない。超えた分の扱いは販売会社に確認する

再クレジット

再クレジットの契約には別途条件があり、金利は再クレジットを申し込んだ時点の金利が適用される

そのほか公表されていること

  • ・契約期間は3・4・5年(36回・48回・60回)から選べる
  • ・契約満了時の手続きは、納車した拠点のほか転居先の拠点でもできる
  • ・掲載されている支払い例では、乗り続ける場合の支払合計が7,661,099円、返却する場合が4,909,259円(支払総額6,448,440円の車両)
ホンダの公式ページを確認

トヨタ

残価設定型プラン

契約満了時に選べること

  • 同じ販売店で新しいクルマに乗り換え最終回の支払い0円残価保証条件を満たす場合。外れると精算金
  • クルマを返却最終回の支払い0円同上
  • クルマを買い上げ残額を一括精算、または再クレジット再クレジットには別途条件がある

走行距離

「各店舗にて定める走行距離」とされ、全国共通の数字は公表されていない。契約前に販売店で確かめる

車両の状態の条件

  • ・損傷または事故修復歴がないこと
  • ・レース等での使用や違法改造をされていないこと
  • ・各店舗が定める走行距離を超えていないこと

条件を外れたとき

残価保証条件を満たしていない場合は、車両の状態や走行距離の程度に応じて算定される精算金を別途負担する

再クレジット

買い上げのときに再クレジットも選べるが、別途条件がある

そのほか公表されていること

  • ・残価の設定金額や契約期間は、車種や販売店によって異なる
  • ・公式ページに「お買い上げをご選択された場合、最終回のお支払額(残価)を含めたお支払合計額は、一般的なクレジットの方が軽くなる場合があります」と明記されている
  • ・残価を保証していない販売店も一部ある
トヨタの公式ページを確認

返却の精算を入れて計算する

見積書の残価と実質年率、それに返却時の精算の見込みを入れると、 現金一括・銀行ローン・残クレで同じ年数乗ったときの負担がいくら違うかが出ます。

買い方ごとの負担を試算する

掲載方針

  • ・ToMiと掲載メーカー・販売会社の間に広告・紹介料の関係はありません。
  • ・並び順は推奨順ではなく、特定のメーカーや買い方を勧めるものではありません。
  • ・出典は各社の公式サイトのみです。
  • ・条件は販売会社・車種・契約時期で変わります。ここに載せているのは、各社が公式サイトで公表している範囲です。契約前に必ず契約書で確かめてください。
  • ・公表されていない条件を、他社の数字で埋めることはしていません。「公表なし」と書いてある欄は、本当に公表がありません。