ToMi 16 MONEY TYPE

G把握
S仕組み
F時間
I外の知見

設計者

自分で調べて形を決め、その形のとおりに積み上げるタイプ

残高を把握していて、貯まる仕組みも自分で組み立てています。人に相談するより、自分で調べて決めるほうが早いと感じるほうです。形はできているので、残るのは前提が古くなっていないかどうか。制度や条件は変わるので、自分の型の外側を年に一度見るだけで、取りこぼしが減ります。

4文字が表しているもの

いまの状態を、どれだけつかんでいるか

G残高や支出を、ふだんから見ている

見えている範囲の数字は、正しいという前提で読んでください。抜けるとしたら、ふだん見ていない口座と、年に一度だけ出ていく支払いです。

貯まる形になっているか

S給料から先に取り分けている

続けられるかどうかは、もう心配ありません。「額が足りているか」の話として読んでください。

いまと先の、どちらへ向いているか

F先のことを基準に考えている

目標を高く置きがちな側です。「届くかどうか」より「続けられるかどうか」として読んでください。

知らないことに、どう当たるか

I自分の中で決めることが多い

誰かに相談しましょう、という話ではありません。公表されている条件を1つ見るだけ、と読んでください。

このタイプのお金の強み

  • 強み把握G

    残高を調べ直さなくても、その場で決められる

    「いまいくらあるか」が頭に入っています。買い物をするとき、ローンを組むとき、契約を乗り換えるとき、いちいち通帳やアプリを開いて確かめるところから始めなくて済みます。調べる手間がひとつ減るぶん、決めるまでが速くなります。

    こう活かす

    迷ったときは、世間の目安ではなく自分の数字で決めてください。「手取りの2割を貯金に」のような一般論に合わせるより、手元の実際の金額で判断したほうが、あなたの場合は正確です。

  • 強み仕組みS

    忙しい月でも、貯まる額が変わらない

    使う前に引かれているので、貯める額が「残ったら貯める」ではなく「先に決めた額」になっています。その月が忙しくても、気分が乗らなくても、貯まる額は同じです。だから、1年後にいくらあるかを、いまの時点で言えます。

    こう活かす

    1年後の額が読めるなら、次は使い道を先に決められます。何年後にいくらになるかが計算できるので、「そのお金で何をするか」まで決めておいてください。決めておかないと、貯まったお金が目的のないまま置きっぱなしになります。

  • 強み時間F

    いま値下がりしても、方針を変えずにいられる

    判断の基準が、今日や今月ではなく数年先にあります。だから「いま下がったから」という理由だけで、売ったり積立をやめたりしません。値動きのあるものを持つときに、いちばん損をしにくい考え方です。

    こう活かす

    この強みは、時間がかかるものほど活きます。長く置くほど有利になるものにお金を回し、短い期間で結果を求めるものからは離れておいてください。待てることが、そのまま結果になります。

  • 強み外の知見I

    すすめられても、その場で契約してしまわない

    判断が速く、人の意見に流されません。窓口や営業ですすめられるまま契約して、あとで後悔することが起きにくい側です。手数料の高い商品を持たされにくい、という言い方もできます。

    こう活かす

    自分で決める強みは、売り込みのない場所でいちばん活きます。すすめられた中から選ぶより、一覧から自分で選べる場所のほうが、判断の速さがそのまま結果になります。

このタイプのお金の弱み

  • 弱み把握G

    口座ごとは合っているのに、資産の合計だけがずれる

    ふだん見ているのは、給与が入る口座です。昔つくって放置している口座、年に1回だけ引き落とされる自動車保険、持ち家なら固定資産税、カードの年会費。これらは毎月の明細に出てこないので、数えるときに抜け落ちます。しかも、ふだん見ている人ほど「合計は合っているはず」と思うので、確かめ直すきっかけが来ません。

    こう直す

    年に1日、日を決めてください。その日に、銀行口座と証券口座の残高を、すべて同じ紙(または同じ画面)に書き出します。1つずつの数字が合っていても、書き忘れた口座が1つあれば合計は合いません。並べて書くと、そこで抜けが見つかります。

  • 弱み仕組みS

    積立の額が、始めた年のまま変わっていない

    仕組みは、放っておいても動き続けます。だから、見直す用事が発生しません。たとえば給料が上がっても、積立が月2万円のままなら、増えた手取りはそのまま使い切っています。「貯まっている」ことと、「貯まる速さが足りている」ことは別の話です。

    こう直す

    年に1日、額だけを見直す日を決めてください。仕組みは動いているので、変えるのは額だけで足ります。給料や賞与が変わったときに、増えた分の一部を積立に足すのが、いちばん簡単です。

  • 弱み時間F

    高すぎる目標を立てて、積立が途中で止まる

    途中でやめると、必要な額は元には戻りません。やめた期間のぶん、残りの年数が短くなるからです。同じ目標額を、より短い年数で割ることになります。たとえば10年かけて用意する予定だったものを3年でやめると、足りない分を残り7年で埋めることになり、毎月の額は最初より大きくなります。

    こう直す

    いま積んでいる額を、「収入が2割減った月でも続けられるか」で確かめてください。続けられないなら、その額は計画ではなく願望です。額を減らしてでも続けるほうが、多く積んで途中でやめるより先に行けます。

  • 弱み外の知見I

    申請しないともらえないお金を、取りこぼす

    医療費控除も、住宅ローン控除の初年度も、自分で確定申告をしなければ1円も戻りません。誰も教えに来ないのは、制度が「知っている人が申請する」前提で作られているからです。調べれば減らせたはずの負担が、そのまま残ります。

    こう直す

    決める前に、公表されている条件のページを1つだけ開いてください。誰かに相談する必要はありません。自分が対象かどうかは、たいてい最初の数行に書いてあります。

このタイプに向いている資産運用方法

出しているのは運用の形(自動にするか、何本持つか、どこに置くか)までです。

  1. G把握

    使う時期ごとに、口座を分けて持つ

    すぐ使うお金、数年内に使うお金、当面使う予定のないお金。この3つを、それぞれ別の口座に置きます。1つの口座にまとめる必要はありません。

    なぜ、この形が合うのか

    「口座を分けると管理が大変になる」とよく言われますが、それは残高を把握していない人の話です。あなたは、どこにいくらあるかを言えます。だから分けても分からなくなりません。分ける利点は、使う時期の違うお金が混ざらないことです。3年後に使うお金と20年後に使うお金では、向いている置き方が違います。同じ口座に入れていると、3年後の用事のために、20年後のぶんまで引き出してしまいます。

    この形の弱いところ

    口座を増やすほど、全部を数え直す作業が要ります。分けられることと、放っておいても大丈夫なことは違います。口座を増やすなら、年に1回まとめて見る日も一緒に決めてください。

  2. S仕組み

    いまの積立を、NISAやiDeCoの枠の中に移す

    積む額も、積むタイミングも変えません。置き場所だけを、税金のかからない枠の中に移す手続きです。

    なぜ、この形が合うのか

    投資で増えた分には、ふつう約20%の税金がかかります。NISAのような枠の中に置いていれば、この税金がかかりません。同じ商品を、同じ額だけ、同じ期間積んでも、置き場所が違うだけで、最後に手元に残る額が変わります。そしてあなたは、自動で積む習慣をすでに持っています。いちばん難しいのは「続けること」で、それが済んでいます。残っているのは、置き場所を移す一度きりの手続きだけです。

    この形の弱いところ

    枠には年間の上限があります。またiDeCoは、原則60歳まで引き出せません。いま積んでいる全部を移すのではなく、当面使う予定のないぶんだけにしてください。

  3. F時間

    当面使わないお金を、生活費とは別の場所に置く

    数年内に使う予定のあるお金と、当面使う予定のないお金を、置き場所から分けます。生活費を出し入れする口座とは別のところに、長く置くぶんだけをまとめる形です。

    なぜ、この形が合うのか

    値動きのあるものは、短い期間では増えるか減るか読めません。しかし期間が長くなるほど、途中の下げを取り戻す機会が増えます。あなたは目先の上下で判断を変えないので、この「待つ」を実行できます。ただし待てるのは、その間に使う用事がない場合だけです。近く使うお金と同じ場所に置いていると、近い用事のたびに、遠いぶんまで取り崩すことになります。それでは待てません。

    この形の弱いところ

    「当面使わない」と決めた時点では予定がなくても、失業や病気は日付を選びません。分ける前に、半年から1年ぶんの生活費を、すぐ引き出せる形で別に確保してください。

  4. I外の知見

    窓口ではなく、自分で選べる場所に口座を置く

    すすめてもらう前提の場所ではなく、商品の一覧から自分で読んで選べる場所に口座を置きます。

    なぜ、この形が合うのか

    対面の窓口では、出てくる選択肢が最初から絞られています。すすめられた中から選ぶことになるので、「流されない」という強みを発揮する場面がありません。自分で一覧から選べる場所なら、判断の速さがそのまま結果になります。相談しなくても困らないのは、手数料も条件も全部公表されているからです。

    この形の弱いところ

    売り込みがないぶん、間違いを止めてくれる人もいません。決める前に、その商品の手数料と、途中でやめたときにどうなるかだけは、自分で確かめてください。

読むときの注意

  • 出しているのは、運用の「形」だけです。個別の商品名・銘柄・金融機関名は出していません。
  • 金額と配分は出せません。この診断は、資産額・そのお金を使う時期・どれだけ下がっても生活が変わらないかを訊いていません。 この3つが分からないまま「いくらを、どう分けるか」を出すと、根拠のない数字になります。
  • 形が合っていても、いま始めるべきとは限りません。半年から1年ぶんの生活費を手元に置くことと、金利の高い借入を返すことは、投資より先です。
  • 投資は元本を割ることがあります。増える保証も、減らない保証もありません。
  • ここに書いたのは一般的な情報で、特定の商品を勧めるものではありません。 最終的な判断はご自身の責任で行ってください。

1文字だけ違うタイプ

同じ4文字でも、中身は違います

このページに書いてあるのは、4文字から言えることだけです。 文字は「10問のうち、いくつ当てはまったか」で決まるので、同じ GSFI でも、 境のすぐ近く(4問)の人と、10問すべて当てはまった人ではまるで違います。 自分の位置は、診断すると次元ごとの問数で出ます。

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16タイプは、次元ごとの問数を読みやすく整理するためのToMi独自の表示方法です。 心理学上の16人格分類ではありません。根拠と判定方法