日本学生支援機構(JASSO)

大学は、1年にいくらかかる?自宅と下宿でどれだけ違う?

令和6年度(2024年度)の学生生活調査(大学昼間部)です。 学生1人あたりの1年間の額で、学費だけでなく生活費まで含みます。 国立でも自宅から通えば120万円、 下宿すれば180万円で、住まいの違いだけで年60万円変わります。

年1回取得令和6年度(2024年度)(2026年9月16日確認)日本学生支援機構(JASSO)の公表ページ

授業料だけを見ると、半分を見落とします

国立大学の授業料は年466,800円ほどですが、 自宅から通う学生の学生生活費は120万円、下宿なら180万円です。 差を作っているのは住まいで、 国立か私立かより効くことがあります。実際、180万円(国立・下宿)は191万円(私立・自宅)に近い水準です。

進学先を「国立か私立か」だけで見積もると、家を借りるかどうかで年60万円の抜けが出ます。

学生生活費(学生1人・年額)

学費計(授業料・その他の学校納付金・修学費・課外活動費・通学費)と、 生活費計(食費・住居光熱費・保健衛生費・娯楽嗜好費・その他)の合計です。

設置区分住まい授業料学費計生活費計学生生活費
国立自宅466,800円707,900円494,700円1,202,600円
公立自宅414,700円636,200円431,000円1,067,200円
私立自宅1,012,300円1,400,600円504,800円1,905,400円
国立学寮385,400円602,800円921,900円1,524,700円
公立学寮386,500円654,700円798,200円1,452,900円
私立学寮916,400円1,417,900円1,077,500円2,495,400円
国立下宿・アパート等459,100円603,200円1,197,500円1,800,700円
公立下宿・アパート等428,400円581,100円1,169,500円1,750,600円
私立下宿・アパート等1,039,100円1,391,100円1,298,000円2,689,100円

自宅の行では生活費計が小さく出ます。家賃と光熱費を家庭が別に負担しているためで、 その分がこの表に現れないだけです。自宅通学が安いのは確かですが、 この差額のすべてが浮くわけではありません。

4年間の総額

年額を4倍したものです。入学金・受験料・引っ越しの費用は含みません。 これらは入学の年に一度だけ出ていく費用で、この調査の年額には十分に入っていません。

住まい国立公立私立
自宅481万円427万円762万円
学寮610万円581万円998万円
下宿・アパート等720万円700万円1,076万円

いちばん軽い公立・自宅(427万円)と、 いちばん重い私立・下宿(1,076万円)では、649万円の差があります。

この表が扱っていない範囲

次のものはこの調査に含まれていません。当てはまる場合、額は大きく変わります。

  • 医学・歯学・薬学など修業年数が4年を超える課程
  • 大学院
  • 夜間部(この表は昼間部のみ)
  • 海外の大学・留学
  • 個別の大学の実際の学費

とくに医学・歯学・薬学は修業年数が4年を超えるため、上の総額の計算がそのままでは成り立ちません。進学先が決まっている場合は、その大学の公表している学費に置き換えてください。これは全国の平均であって、個別の大学の額ではありません。

この数字は、自動では取れません

JASSO の調査は e-Stat の API に無く、JASSO のサイトで PDF と Excel を配っているだけなので、自動取得できません。公表を見張り、人が転記しています。

ToMiは公表ページが生きているかを月1回見張っていますが、値そのものは照合できません。 金額はExcelとPDFの中にあり、公表ページのHTMLには出てこないためです。 次の調査(令和8年度分)が出たかどうかは、2年ごとの公表に合わせて人が確かめます。

公表Excelは居住形態の見出しが結合セルになっていて、機械では列の対応が取れません。 ToMiは住居・光熱費が0の群を「自宅」とし、 残りを住居・光熱費の小さい順に学寮・下宿等として読んでいます。 データそのものから決まるので、取り違えようがありません。

この数字を使って計算する

進学までの年数と、いまの教育資金・積立額を入れると、大学の費用が出ていく時点で資金が尽きないかを月ごとに確かめて、必要な積立額を逆算します。

教育費の積立額を出す

幼稚園から高校までの費用は子供の学習費調査にまとめています。